神社/仏閣/名跡

定義如来西方寺

 

 

定義とうふ店

『如来さまにみちびかれ ~三角定義油揚げとともに~(庄司勝壽)』という本を読む機会があり、油揚げが食べたくなって定義山に行ってきました。

定義とうふ店と言えば三角あぶら揚げが有名ですが、本では家業の林業が斜陽産業となり『あぶら揚げ』の販売に異業種転換し、販路を拡大する苦労や味の劣る類似品に悩ませられたりと成功までの波あり谷ありの物語に引き込まれました。最初から豆腐屋さんでなかったのが驚きです。

本を読んでから食べた『三角あぶら揚げ』

作並温泉郷・定義旅あるきMAP

観光施設やお店にあった『作並温泉郷・定義旅あるきMAP』

秋保温泉にもありましたが、見やすくて観光に役に立つイラストマップです

西方寺山門

駐車場から『定義とうふ店』から、西方寺山門へ

平日の朝に撮影したので、参拝客はまばらでした。

御廟貞能堂

 

天然の湧き水『長命水』

安徳天皇の遺品を埋めたといわれる天皇塚、塚の上にあるけやきは『縁結び』のご神木

奥にある熊野神社、稲荷神社、定義神社

なぜお寺に神社が?と思ったのですが、稲荷神社は昔から境内にお祀りされて、定義神社は令和元年に北海道より奉納された御石を祀っているとのこと。

大本堂

定義阿弥陀如来が祀られている大本堂

毎日御祈祷をしていうそうです。祈祷時間はHPにあり、祈祷時間の15分前までに申し込むが必要なんだそうです。

御朱印は大本堂、五重塔、貞能堂の3種類があり、写真は大本堂での御朱印

大本堂の敷地内には遊具ありました。

五重塔

大本堂から五重塔へ

紅葉の時期だと、五重塔と紅葉の木々が映えるのですが、撮影時は晩夏の曇り空

五重塔の南側にある、展示室「玉手箱」では、定義如来の歴史を知る展示施設があります。

定義如来西方寺の由来、歴史、地域の文化等を展示や映像などで知ることができます。

展示室に隣接する抹茶処「やすらぎ」、開店前の早い時間に撮影したので中に入れませんでした。

展示室前の池では鯉に餌やりができます。

『三角あぶら揚げ』を食べる目的でしたが、人の少ない早朝に参拝を終えると不思議と心が落ち着きました。

あまり信心深い人間ではないのですが、次は御祈祷をしてみたい。