毎年7月21日~7月31日は「森と湖に親しむ旬間」として、全国のダムでは見学会や一般公開など各種イベントを開催しています。
宮城県内のダムでも、鳴子ダム・釜房ダム・鳴子ダムで今年は通常開催をしています。
釜房ダムでは4年ぶりの通常開催『わく☆ドキ釜房ダム2023』に参加してみました。
監査廊見学は事前予約不要
各種体験が管理所敷地内や資料館、ダム堤体天端で開催されていました。
巡視船湖面パトロール体験は事前予約が必要です。
楽しみにしていたクレストゲート試験放流は、ダム貯水位が低いためで中止でした。
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釜房ダム内部探検
普段は入れないダム堤体監査廊の見学
管理所庁舎からダム堤体天端へ降ります
ダム堤体天端でヘルメットを装着して、監査廊入口へ
普段は見れないダム堤体の横からも撮影できます
監査廊は上段・下段とあり、最初は上段監査廊を見学
監査廊内に案内する人がおり、コンジットゲートの放流設備を説明してくれました。
普段は絶対入れない監査廊
内部は15℃くらいで年間を通して気温は一定
夏の猛暑でも寒いくらいの気温でした。
続いて下段監査廊の見学
階段を結構降りました
ダム堤体の監査廊の最深部
蓄光石があり、電気を消すた状態を見せてくれました
ダム堤体下流
監査廊見学を終えるとダム堤体下流に出ます。
本来ならクレストゲート放流が見学できるのですが、今年は残念ながら中止
通常見れないダム直下からの見学ができました
ダム堤体下流にある東北電力の釜房発電所
エネルギー価格が上昇している昨今、貴重な水力発電所です
巡視船湖面パトロール体験
事前予約が必要な湖面巡視体験
人気があり電話先着の申込で予約はすぐに埋まったようです。
ライフジャケット着用後、ダム天端から係船設備に降りて船に乗ります。
正面に見えるのは仙台市水道橋の取水塔
釜房湖から見たダム取水口とクレストゲート
網場を通り抜け釜房大橋に向かいます。
釜房湖から見た釜房ダム
普段は上からしか見ない釜房大橋も下から見えます。
橋の構造がトラス橋であるのがよく分かります。
水質改善のためのる曝気施設
普段は見れない釜房湖を巡視船で周遊しました。
時間は15分程度でした。
その他
スタンプラリーも開催しており、各体験コーナーでスタンプを集めると景品がもらえました。
ダム天端では高所作業車が展示してあり、乗車体験もできました。
釜房ダム周辺で採取した魚の展示や投網体験などもありました。
スタンプラリーや体験コーナーでもらった景品