食品価格が上昇している昨今、物価の優等生と言われているたまごも値上がりしています。
美味しいたまごは、食べればすぐに違いがわかる。
生卵でごはんにかけても、ゆで卵にしても美味しくて味が濃い。
個人的に調べた宮城県内『推しのたまご』をまとめました。
角田市
斉藤養鶏場のたまご『吟卵』
角田市 推しのたまご『さいとうさんちのうみたて吟卵』
高蔵寺 阿弥陀堂から車で5分くらいにある斉藤養鶏場
養鶏場の目の前に直売所がありました
30個入りで1,000円
現在、たまごの価格が上昇し一部では入荷も制限している昨今、品質の高いたまごがこの値段で買えるのすごい。
独自の飼料で育てた卵は黄身の色が濃く、味も濃厚で美味しかったです。
白石市
竹鶴たまご【竹鶴ファーム】
コロナ渦前は帰省の途中に年に1回程度直売所に行ってました。
HPを見ると竹炭を餌に混ぜたり、竹炭で浄化した水を利用しているので、くさみがなく濃厚な味になるとありました。
竹鶴ファーム直売所だけでなく、おもしろいし市場 ・ 道の駅村田 ・フーズガーデン岩沼食彩館 ・名取市のあじわいの朝で購入できます。
白石市にある直売所
毎月28日は「にわとりの日」
お得にたまごが買えます。箱売りに10個増量、さらにおまけで追加
下の写真はおもしろいし市場の売り場の様子
実食は濃厚だけどすっきりしていて、いつ食べても美味しい。
美味しいのに値段も手頃で売り場も多く手にに入れやすいなので、自分的には気に入っているたまごです。
元気くん市場仙台南店では、たまごとプリンが売っていました。
なんど、秋保温泉のおはぎで有名な「さいち」でも竹鶴のたまごが売っていました。
プリンだけでなく、秋保アグリエの森では竹鶴のたまごで作ったカステラも売っています。
村田町
蔵王の芽ぶき卵【たまご舎】
とうもろこしや玄米、かき殻、魚粉、米ぬかの他、海草、木酢酢など、独自の飼料を与えているそうです。黄身の色が鮮やかなオレンジ色は、これが理由だからでしょうか。
森の芽ぶきたまご舎『ファームファクトリー』は、「とりたて卵の直売所 早起きコッコ」があり、養鶏場より直送のうみたて卵が買えます。
たまご舎は仙台駅やイオン名取、ララガーデン長町などいろいろ出店してので、比較的入手しやすい。
ファームファクトリーは『道の駅村田』のすぐ隣にあります。
左が「生みたてたまご」、通常の芽ぶき卵もあります
たまごだけでなく、プリンやシュークリーム、レストランの玉子料理も美味しい
【ふるさと納税】たまご舎特選お菓子の詰合せB【1206199】 価格:20,000円 |
価格:1,620円 |
駕籠沢地卵【自然農場風天】
「かごさわぢたまご」と読みます。生産者さんのHPを見ると平飼有精卵で、宮城県産の材料を自分でブレンドした自家製飼料と無農薬野菜で育てているとありました。
平飼、有精卵、自家製飼料、無農薬野菜とある意味一番贅沢な卵ですね。
割った玉子を初めて見たら、黄身の色が淡いというかレモン色で驚きました。
見た目と違って味がかなり濃厚です。
6個入り300円で道の駅村田に売っていました。
ボンディファームの自然卵【Bondey farm】
村田町にある自然環境循環農法のボンディファームは、農薬化学肥料をいっさい使わないで野菜と育てているそうです。
自然卵は、野草と野菜で育てた平飼いの鶏が産んだ卵
「秋保ヴィレッジ」のアグリエの森で売っていました。
濃厚でおいしいのにさっぱりしていました。
蔵王町
蔵王琥珀卵【有限会社白鳥ファーム】
「ざおうこはくらん」と読み、野菜畑マルシェ かわまちてらす閖上店に立ち寄ったとき、店員さんに薦められて買ってみました。
値段もそれなりですが、この卵が味的には一番でした。黄身の鮮やかさと味の濃さがダントツでした。4個パック436円、1パック626円(税込)
白鳥ファームたまご自販機
蔵王町に白鳥ファームさんの直売所がありました。
新鮮で美味しいたまごがお手頃な値段で買えました。
大きさや個数により値段が異なりますが、お徳用たまご20個470円や二黄卵10個500円など、種類別に売っていました。
お徳用たまごの名称ですが、黄身の色が鮮やかで黄身が崩れない
たまごの味もしっかりしており、十分美味しいたまごでした。
白鳥ファームたまご自販機 | |
住 所 | 〒989-0701 宮城県刈田郡蔵王町宮 字黄金川添93 |
営業時間 | 8時30分~20時00分 |
眠れる森のたまご.【蔵王鶏園】
蔵王鶏園が直営している『farmner’s cafe corrot.』は、農家カフェ兼直売所
たまごを使った美味しい料理のカフェだけでなく、たまごやプリンの他、マヨネーズやドレッシングの直売もしています。
パンフレットからの引用ですが、『眠れる森のたまご』とは、鶏を1日の半分休ませて産卵数を減らし、ひとつのたまごの栄養を凝縮しより栄養価が高くなり濃厚で香り高くなるそうです。
独自の飼育法と良質なエサと蔵王伏流水、徹底した健康管理で毎朝その日生みたてのたまごを販売しているとのことです。
開店3周年を迎えたそうで、会計後にたまごのプレゼントがありました。
黄身が鮮やかでしっかりしており、濃厚で美味しいたまごでした。
Instagram/ https://www.instagram.com/corrot.zao/
彩幸卵【たまごの我妻屋】
たまごの容器に入っていた説明を見ると蔵王町に養鶏場さんで、『蔵王・刈田山麓の湧水と米糠を使った発酵エサに自家循環農の野菜や豆腐を使用した飼料にカキ殻を加え、健康に育てた鶏の卵』と書いてありました。
産直市場 あじわいの朝(大河原店)に売っていました。
その他、産直市場みんな野でもや売っているそうです。
蔵王じゅうねん卵【セオリファーム】
HPを見ると、じゅうねんとは「えごま」のことで、セオリファームの鶏のえさには「じゅうねん」がたくさん含まれており、黄身はレモン色で、くどさのないさっぱりした味わいとありました。
フーズガーデン岩沼食彩館で売っているようですが、2回ほど行きましたが買えませんでした。
伊達の夢たまご【エッグ・ワン農場】
仙台市若林区にあるエッグ・ワン農場の「伊達の夢たまご」生食用
「食材王国みやぎ」認定を受けています。
「若鶏のたまご」は栄養価の高い若鶏のたまごだそうです。
名取市のあじわいの朝で売っていました。
フーズガーデン岩沼食彩館でも売っていました。
下の写真は珍しいミックス(アローカナ、赤玉、名古屋コーチン)
アローカナのたまごは初めて見ました。ほんのり青い!
アローカナは南米原産の鶏で、幸せを呼ぶ青いたまごと言われているそうです。
殻は青くても、中身は通常のたまごと同じ色
美味しいたまごでした
花たまご【株式会社花兄園】
仙台市太白区にある卵とプリンの専門店
HPを見ると安全な飼料と無薬飼育を行っていると書いてありました。
non-GMO(非遺伝子組換え)の飼料を使用し、 ワクチン以外の薬剤は一切投与していないとのことです。
直売所が仙台市太白区三神峯にありますが、ヴィーフジサキララガーデン長町店でプリンが売っています。
直売所にはたまごが大きさ別に売っていました。卵の他に、オリジナルのプリンやシフォンケーキ、マヨネーズも売っています。
たまごはサイズ別で1袋200円、プリン1個220円(税込)でした。
左が「オリジナルプリン」、右が「なめらかプリン」
HPからの引用ですが、たまごと牛乳と砂糖と生クリームのみで作ったプリンで、卵は卵黄のみを使用しています。味がとても濃厚でなめらかでした。
元気くん市場仙台南店では、たまごだけでなくオリジナルのマヨネーズ・プリン・シフォンケーキも売っていました
価格:1,980円 |
価格:4,600円 |
仙台市
岩切地卵【丹庄ファーム】
HPによると、宮城野区にある養鶏場があり、国内産原料100%の自家製飼料の使用し、餌への抗生物質の投入や薬剤による鶏舎の消毒をしない環境へのこだわりなどをコンセプトにしているようです。
川崎町
大松さんちの生みたてたまご【大松農場】
川崎町の生駒農場さんで売っていました。
川崎町の養鶏場さんのたまごです(ラベル等何もなし)。
ポップにはすぐに売り切れると書いてありましたが、値段も手頃で美味しかったです。
後日、秋保ヴィレッジに寄ったら大松さんのたまごが売っていました。
色麻町
えごまたまご
色麻町特産品「えごま」を加えた飼料で育てた鶏が生んだ、こだわりのたまご
JA加美よつばが運営する直売所。
隣には、有名な卵かけご飯が食べられるお店がある。
JA加美よつば農産物直売所 愛菜ハウス
宮城開拓養鶏農業協同組合
色麻町にあるたまごの直売所
宮城開拓養鶏農業協同組合 たまご直売所
多賀城市
もみじ卵「花ノ木舎」
多賀城市にある自然飼いのたまご屋さん。
純国産鶏「もみじ」、アローカナ、烏骨鶏を飼育しており、「もみじ卵」・アローカナ卵、烏骨鶏卵を販売しています。
※アローカナ;南米チリ原産の鶏。卵の殻が青い。
HPからの引用ですが、自然飼い(放し飼い)、有精卵、地元野菜や穀物などを自然発酵させた飼料を使用しているそうです。
アローカナは大量に産卵しないようで、近所で流通しているのを見たことがありません。
ぜひ食べてみたい。
取扱店は、仙台場外市場(杜の市場)、ウジエスーパー(小田原店、利府店、塩釜店)、産直市場あじわいの朝(利府店)など
大崎市
自然養鶏 ふるさと地鶏の会
宮城県大崎市岩出山にある養鶏家さん
HPからの引用ですが、平飼い有精卵で、天然地下水をえ、地元岩出山産の玄米を主食とした自然養鶏を実践しているそうです。
取扱店は「あ・ら・伊達な道の駅農産物直売所」と「道の駅おおさき」
直売所では産みたての卵やにんにく卵黄油を販売しているそうです。
営業時間 月~金曜日 8:00〜16:00 【休日は土日祝】
平飼い有精卵を生産直売 ふるさと地鶏の会(Facebook)
「あ・ら・伊達な道の駅」でも売っていました。
豆知識(クチクラ層)
卵の表面には「クチクラ」という薄い膜で覆われており、微生物の侵入を防いでいます。
無洗の方が洗卵したたまごより、安全で長持ちするという話もあるとか。
無洗で出荷している生産者さんがいくつかありました。