仙台市、名取市、多賀城市、七ヶ浜町の生活を支える水がめ、釜房ダム
釜房ダムは洪水の調節だけでなく、仙台市へ上水道、多賀城市や七ヶ浜町へ工業用水、名取市へかんがい用水を供給しています
釜房ダムは1970年(昭和45年)に名取川水系碁石川(宮城県柴田郡川崎町)に建設された重力式コンクリートダム
釜房ダムへのアクセス(国道286号線から)
みちのく公園から国道286号線で仙台方面に向かい、ダム天端を通る(一方通行)
ダム天端を通り直進、突き当りのT字路を右折するとダム管理所入口が見えます
看板が見えるとダム管理所の入口です
ふれあい学習資料館・展望台
駐車場に入り、少し高い建物が「ふれあい学習資料館」
釜房ダムの資料館と展望台があり、ここでダムカードをもらえます
※HP情報だと2023年5月から平日のみ開館になりました(土日祝は休館)
釜房ダムに関する説明や関連する資料を展示
動植物関係の標本や東北管内のダムカードなども展示してあり大人も楽しめます
屋上には展望台があり、無料の望遠鏡が使えるのでうれしい
天気が良ければ釜房湖の後ろに蔵王連峰が見れます
釜房湖とダム堤体
釜房湖をバックに撮影スポットもあります
ダム管理所の横を通り抜け、階段を下りるとダム堤体を間近にを見ることができます
※令和4年3月地震による影響により、管理庁舎付近は立入禁止!管理庁舎からダム堤体への階段も通行不可となっています!
東北大漕艇庫の駐車場から遊歩道を通ってのアクセスは可能です
以前はダム天端からワカサギを釣るのが冬の風物詩だったようですが、ダム天端からの釣りは禁止となったようです
コンクリートで水を貯める土木構造物、単純ですが高さ45mもあると迫力があります
宮城県内の国が管理しているダムでは、1番小さいのですが間近で見ると面白いです
※ダム堤高 釜房ダムH=45.5m 鳴子ダムH=94.5m 七ヶ宿ダム=90m
撮影時はバルブからの放流
雨が多いとダム中央にあるコンジットゲートからの放流が見れます
釜房ダムとダム管理所を望む
春になると釜房湖岸の桜が穴場
遊歩道桜の開花時を撮影したのは下記のとおり。
蔵王連峰をバックに桜の満開が見れます。
ダム隣にある釜房山が、ダムや湖の由来となっています
ダムカード
釜房ダムは完成から50年を迎え、現在釡房ダムは通常の「ダムカード」だけでなく、「50周年記念カード」も配布されていました(2022年5月に配布終了!)
上から順に通常のダムカード、即位記念カード50周年記念カード